事業概要

本法人【設立趣旨書】(2012/09/02)

本法人【定款】(2016/12/28)

■本法人の原点

(1)『源氏物語』本文データベースに関連する資料及び情報の調査・収集・整理・修正・追補

(2)『十帖源氏』の多言語翻訳の推進(江戸時代のダイジェスト版『十帖源氏』を10ヵ国語に翻訳する)

■本法人の事業内容

本法人では、次の事業を行います。

①『源氏物語』の新校訂本文により新たな研究及び読書環境を提供

②『源氏物語』に関する諸情報の集積・整備・公開

③『源氏物語』に関連する学術出版や研究支援と資料の翻字・校正及びデータ入力の代行

④『源氏物語』の普及のための文化交流や関連物品販売

⑤『源氏物語』を活用して国際的社会的に日本文化の理解を深める活動

■特定非営利活動の種類

(1)社会教育の推進を図る活動

(2)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動

(3)国際協力の活動

(4)情報化社会の発展を図る活動

(5)前各号に掲げる活動を行う団体の運営、又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

事業計画

■講座・イベント・後援

定期・不定期に講座・イベントを開催・計画中です。

・日比谷図書文化館「古文書塾てらこや」本科コース(翻字者育成講座)【東京都日比谷】

・大阪府立中之島図書館「新古典塾 源氏物語」【大阪府中之島】

・キャンパスプラザ京都「池田本「桐壺」を変体仮名で読む」【京都府京都市】

※2024年7月27日からは「尾州家河内本「桐壺」を変体仮名で」読む【京都府京都市】

・『源氏物語』 文学散歩【京都】

・池田亀鑑賞 授賞式・記念講演会(後援)【鳥取県日南町】

・鳥取県日南町 『源氏物語』写本を読む会

・第8回 インド国際日本文学研究集会(後援)

・2019年度中日比較文学国際シンポジウム(後援)

■データベース構築

・『源氏物語』の変体仮名翻字版を推進

・『源氏物語』池田本 翻字・校訂本文の作成

・『十帖源氏』翻字、校訂本文、現代語訳の作成

■翻字作業について

①作業と対象諸本(50音順)

・作業01:翻字→翻字入力/作業02:校正01→校正01入力/作業03:校正02→校正02入力の手順で作業を行う。

・対象写本は 、(1)阿里莫本、(2)池田本、(3)大島本、(4)京都大学中院文庫本、(5)御物本、(6)国冬本、(7)甲南女子大学本、(8)河野美術館本、(9)榊原本、(10)書陵部三条西本、(11)大正大学本、(12)高松宮本、(13)為相本、(14)定家自筆本、(15)天理河内本、(16)天理肖柏本、(17)東京大学本、(18)東洋大学本(阿仏尼本)、(19)中山本、(20)日大三条西本、(21)東久邇宮家旧蔵本、(22)尾州家河内本、(23)平瀬本、(24)伏見天皇本(古典文庫)、(25)穂久邇文庫本、(26)保坂本、(27)前田本、(28)明融本、(29)麦生本、(30)陽明文庫本、(31)早稲田大学本

※(2)池田本(22)平瀬本のデータはNPOとは無関係に作成済。

進捗状況(2023年4月18日現在)()内は1回目の翻字終了数と全巻に占める割合

(1)阿里莫本(1/2%)、(2)池田本(40/77%)、(3)大島本(53/100%)、(4)京都大学中院文庫本(1/2%)、(5)御物本、(6)国冬本(1/2%)、(7)甲南女子大学本(2/100%)、(8)河野美術館本(3/100%)、(9)榊原本(1/6%)、(10)書陵部三条西本(2/4%)、(11)大正大学本(1/2%)、(12)高松宮本、(13)為相本(2/100%)、(14)定家自筆本(4/90%)、(15)天理河内本、(16)天理肖柏本、(17)東京大学本(1/2%)、(18)東洋大学本(阿仏尼筆本)(1/100%)、(19)中山本(3/60%)、(20)日大三条西本、(21)東久邇宮家旧蔵本(1/2%)、(22)尾州家河内本(23/43%)、(23)平瀬本、(24)伏見天皇本(古典文庫)、(25)穂久邇文庫本(1/2%)、(26)保坂本(30/57%)、(27)前田本、(28)明融本(7/13%)、(29)麦生本(1/2%)、(30)陽明文庫本(27/50%)、(31)早稲田大学本(1/2%)

③翻字凡例

翻字を担当してくださった方には謝金をお支払いしています。

お願いした巻の文字数によって異なります。

右は謝金額の目安です。(例)「桐壺」巻→6,900円