2024年5月4日(土)
「須磨」第12回目・『百人一首』第1回目
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【御】もて那しな可ら毛・み・多て万川
累尓こそ・なくさ免川れ・ナシ・な尓ゝ/(な尓尓)・
川遣て可と・於毛へと・毛し・い乃ち・あ
里て・このよに・【又】・可へ累・やうの・あら
む越・万ち三む・ナシ・ひと八・ナシ・ナシ・こ那堂尓・【候】
へと・の多万ひて・かみ・し毛・三那・万う
の本らせ・たまひて・さるへき・毛のと毛
なと・三那・しな/\尓し堂可ひ弖/(しなしな尓)・
く八らせ・堂万ふ・王可き三の・【御】めのと・
者那ちる佐となと尓毛・於可しき/(18ウ)
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佐まのは/の&の・さ累もの尓弖・万免/\
しき/(万免万免しき)・すち尓毛・於ほしよらぬ・
くま・奈し・[10]ないしの可三の・【御】もと二
毛・わ里なくて・川多へ・きこえ・【給】・
と者せ・【給】者ぬ毛・こと八りと・【思】・多満
へ・し里那可ら・いま八と・よ越・【思】日者奈
れ・者へる尓は・う佐毛・徒ら佐毛・
堂くひ奈き・こと尓こそ・【侍】里介れ・
「あふ・勢・奈き・那三多乃・可は尓・新つ
三しや・な可るゝ/(な可るる)・三越乃・者し免なり介ん/(19オ)
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と・【思】・【給】へ・い川るの三なん・徒三・の可れ可多
く・者へ里ける・みち乃・【程】も・あやう介
れ八・こまか尓は・ナシ・きこゑ・【給】八須・【女】・い
みしう・於ほえ・【給】て・し乃ひ・多
満へと・【御】そてより・あまる毛・とこ
ろ世可里介り
「奈み多可八・う可ふ・三那王毛・ナシ・きゑぬへ
し・な可れて・のち能・せを毛・ますて」/ま+多、す±△〈削〉し、(ま多すて、ま多すして)・
なく/\/(なくなく)・三多れ可き・【給】へる・【御】て・いと・を可し遣
な里・【今】・ひと多ひ乃・多いめん毛・奈くてと・ナシ・ナシ・ナシ・於ほ志可へ新て/志〈次頁〉、(19ウ)
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うしと・【思】・きこゑ・【給】ふ・ゆ可里・於ほ
くて・しのひ・堂満へ八・いとあ奈可ち尓毛・
きこゑ・【給】八す・奈里ぬ・[11]あ寿とての・くれ尓八・
【院】の・【御】八可・をわ三/わ$可/(を可三)・多てま川里・【給】八んとて・き
【山】へ/き&き多、(き多【山】)、【山】±多・まうて・【給】・あ可【月】・可けて・ナシ・いつる・ころなれ八・
ま川・【入道】の【宮】尓・まうて・【給】へ里・ち可き・三
寿乃・万へ尓・於まし・満いりて・【御身】つ可ら・き
こゑ・【給】ふ・【春宮】・【御事】を・い三しく・志ろ
め多支/+う、(う志ろめ多支)・【事】尓・【思】・きこゑ・【給】て・可多み尓きこ
ゑ【給】ふ・【心】ふ可き・とちの・【御物】可多里者多・よろつの/の〈次頁〉、(20オ)
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あ八れ・万佐里けん可し・奈つ可しう・免て多支・
【御】け者ひの・む可し尓毛・可はらぬ尓・川ら可里
新・【御心】八へ毛・可す免・きこゑ・【給】八ま本し
介れと・【今】さら尓・う多てと・於毛本さるへし・
【我】・【御心】尓毛・【中】/\/(【中中】)・【今】・ひとつ・三多れ・満さり
ぬへ介れ八・【念】して・堂ゝ可く/(堂堂)・【思】日可けぬ・ナシ・つ三
に・あ多里・者へる毛・【思】・【給】へ・あ者須ること乃・ひと
ふし尓なん・そら毛・をそろ新う・於ほえ・ナシ・【侍】る・
をしけ奈き・三八・なき尓・奈して毛・【宮】の・【御】
よ多尓・こと・那く・を八し満さ八との三・支こゑ/(20ウ)
『百人一首』資料
2024年6月1日(土)
「須磨」第13回、『百人一首』第2回目
『百人一首』資料