〉〉〉 「西対」(篝火1) 〈〈〈

 初秋の涼風に光源氏は寂しさを感じると、西の対の玉鬘のもとへと足繁く通う。
 琴を枕にして寄り臥す二人。玉鬘の髪を撫でながら、光源氏は立ち去りがたい。
 夕暮れの庭先では篝火が焚かれている。下火になると松の割木がまた足される。
 『源氏物語別本集成 第6巻』の[270091]以下の場面に該当する。





    〉〉〉 「東対」(篝火2) 〈〈〈

 光源氏が玉鬘のもとを出ると、ちょうど夕霧の東の対からきれいな笛の音が聞こえて
 くる。夕霧・柏木・弁少将たちが遊んでいたのだ。光源氏に誘われるままに、三人は
 西の対にやってくる。兄弟たちの奏曲を聴きながら、玉鬘は忍ぶ出自に思いを致す。
 『源氏物語別本集成 第6巻』の[270251]以下の場面に該当する。



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