鮮やかで豊かな髪の葵の上は白一色の産室に臥す。出産間近の葵の上
に、光源氏は深い感動を覚える。しっとりとした妻の美しさを再認識
する光源氏。やつれた葵の上はじっと夫を見つめ返すばかりである。
『源氏物語別本集成 第3巻』の[091980]以下の場面に該当する。
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光源氏が藤壷の形代にと思う紫の君は、もう一人前の女性に成長した。
源氏の歌「あやなくも隔てけるかな夜を重ねさすがに馴れし夜の衣を」
突然の結婚に戸惑い恨み情けなく思う紫の君は起きられない。お昼頃に
光源氏が御帳台を覗くと、紫の君は夜具を引き被ったままで対応しない。
『源氏物語別本集成 第3巻』の[094823]以下の場面に該当する。
音楽/SoundMachine2.1使用/演奏15秒/126KB/02.au