藤壷の御殿で。光源氏に生き写しの、二ヶ月ほどの御子を抱いた桐壷帝。
帝の言葉に色を失う光源氏の心中は複雑で、涙が落ちそうになる。「心
の鬼」と闘う藤壷は、いたたまれぬ思いの中で汗もしとどであった。
『源氏物語別本集成 第2巻』の[071623]以下の場面に該当する。
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六十歳近い好色な源典侍と光源氏との逢瀬の場面に割り込んだ頭中将は、
懲らしめの悪ふざけをする。ゆがんだ冠で逃げ出しもできず、源氏もや
り返す。直衣をめぐって戯れる二人と、ただおどおどするばかりの老女。
『源氏物語別本集成 第2巻』の[072609]以下の場面に該当する。
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