光源氏は末摘花の琴の音を立ち聞きした後、頭中将と左大臣邸へ行く。
左大臣も加わり、笛を吹き興じる。御簾の中では、源氏の正妻である
葵の上づきの女房たちが楽器を取り出して弾き、時ならぬ合奏となる。
『源氏物語別本集成 第2巻』の[060655]以下の場面に該当する。
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歳暮に末摘花から元日用の装束が届く。普通は北の方が贈るもの。それも
色あせたものが。無趣味な厚手の紙には、末摘花が自分で詠んだものらし
い下手な歌がしたためられている。とりつぐ大輔命婦も困惑顔である。
『源氏物語別本集成 第2巻』の[062797]以下の場面に該当する。
音楽/SoundMachine2.1使用/演奏15秒/170KB/01.au