王命婦の取り持ちで密会、逢瀬を果たす藤壷と光源氏。
互いに宿運を嘆く。「心憂い」藤壷と「つらい」光源氏を描く。
見てもまた逢ふ夜まれなる夢の中にやがて紛るる我が身ともがな
世語りに人や伝へんたぐひなく憂き身を醒めぬ夢になしても
本文資料関係の部屋で「一三 [052889]夏四月のある短夜、藤壷の
三条宮邸に源氏、二度目の密通」とする場面に該当する。
音楽/SoundMachine2.1使用/演奏15秒/126KB/05.au
突然やってきた光源氏は「いざたまへ」と言いながら、急に起こされて
恐ろしがる若紫を抱き取って、無理矢理に連れ出そうとするところ。
本文資料関係の部屋で「二二 [054757] 紫君を連れ出しに出向く」
とする場面に該当する。
音楽/SoundMachine2.1使用/演奏15秒/125KB/06.au