〉〉〉 「夕映」(夕顔1) 〈〈〈


 源氏は夕顔を廃院に連れ出す。不吉な予感におびえながらも、女は光君
 に添い臥す。静かな夕映えをながめながら、互いに顔を見交わすのであ
 った。「少しうちとけゆく気色」が本当にかわいい、ほんの一時の情景。
 『源氏物語別本集成 第1巻』の[042480]以下の場面に該当する。
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    〉〉〉 「嗚咽」(夕顔2) 〈〈〈


 物の怪にとり殺された夕顔を抱き抱えていた源氏は、女を惟光に渡すや
 心の張りも解けて嗚咽が漏れる。夜明け方に、共寝をした上敷に遺骸を
 くるんで車に乗せる。手荒に包めなかったため、女の黒髪がこぼれ出る。
 『源氏物語別本集成 第1巻』の[043443]以下の場面に該当する。
 音楽/SoundMachine2.1使用/演奏15秒/126KB/05.au




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