〉〉〉 「橋渡」(空蝉1) 〈〈〈
空蝉との再度の逢瀬が叶わなかった光源氏は、いや増しに執着心がそ
そられる。満たされぬ心は弟小君に向き、女の代償としてかわいがる。
姉との取持ちを懇ろに語らう光源氏。その親愛の情を嬉しく思う小君。
『源氏物語別本集成 第1巻』の[030085]以下の場面に該当する。
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〉〉〉 「気配」(空蝉2) 〈〈〈
光源氏との逢瀬が心に残る空蝉は寝覚めがちである。先程まで碁の相
手をした軒端荻は、今は隣で無邪気に寝入っている。そこへ、何やら
にじり寄る気配。驚いた空蝉は単衣だけを身に、抜け出そうとする。
『源氏物語別本集成 第1巻』の[030634]以下の場面に該当する。
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